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おひさま親子クラブ

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2025年10月14日

ポジティブな言葉の力

作文を書くときに使う言葉は肯定的?否定的?どちらが多い?

これは、ある小学3年生のA君の作文です。

彼は、クラスのリーダーとしていつも頑張っています。でも、時々疲れてしまい爆発します。いや、爆発すると言っても大騒ぎをしたり何かを壊したり人に暴力を振るったりするわけではありません。疲れた表情で、じっと固まって動かなくなります。でも、それはわたしにはある意味で「爆発」と思えるのです。

彼の作文はいつも非の打ちどころのない文章で、これといって間違いはありません。修正箇所もほとんどありません。ただ、読んでいても楽しくないというか、彩りを感じないのです。

そこで、ある日、こんな話をしてみました。

「ねえ、『~しなければなりません。そうしないと~だからです。』という書き方を、『~してみました。そうしたら、~できます。』の書き方に変えてみない?同じことを言っているようなことなんだけどね。」と。

はじめはなんとなく腑に落ちない様子でしたが、真面目なA君は一生懸命にチャレンジしました。

1回だけでなく、作文を書くたびに毎回毎回、

「~してみました。そうしたら~できました。」

この形にしてみようよ、と言い続けました。

すると、1ヶ月経ったら、自然にポジティブな文章を書く子どもになっていました。

そうして、ママから嬉しい報告がありました。

「前向きな言葉を使うようになったら、気持ちが明るくなったようで、いつも楽しそうにしています。笑顔が増えました。」

そうです!言葉と思考と心と行動は繋がっている!

わたしは確信しました。

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