2025年10月13日
ママのイメージ力と行動のすゝめ
子どもの 言葉にできない想い
「こうかな?」
「あぁかな?」
大人がイメージして、それだけではなくて行動に移してみる必要がある!と実感したエピソードを紹介します。
わたしは時々、1歳4ヶ月の孫と丸一日二人っきりで過ごすことがあります。そう、お留守番。ママ(わたしの長男のお嫁さん)がお仕事に行っている間、孫と二人でめちゃくちゃ楽しい時間を過ごしています。宝物の時間。なぜなら、あと数年もしたら、幼稚園に行ってしまいこんなにゆっくり遊べる日なんてないということを知っているからです。
先週は、これまた運よくわたしの次男も仕事がお休みで、三人で1日遊びました。孫は病み上がりで、特に水分をよく摂らせてあげたいと思っていたのですが、ママが用意してくれたいつもの水筒を手に取って口にはするけれど、飲まずに不機嫌そうに押し返します。麦茶が好きなのですが「もしかしたら今日はお水なのかな?」と思っていました。「だから、怒っているのかな?」
お昼ご飯の時も同じ。水筒のストローを口にしますが、ムッとしてわたしに返します。次男(孫から見るとやさしいお兄さんみたいなおじさん)があげても同じです。
ずっとずっと同じことを繰り返し、やはり何か飲みたそうだったので、大好きな牛乳をちょっと温めて哺乳瓶に入れてあげたら、嬉しそうにのでいました。それを見て、わたしたちもちょっとホッとしたのです。「やっぱり水は嫌なのか」と。
夕方になってまた、同じように水筒のストローを口にするけれど、「う~ん」っと言って返してきました。「喉が渇いているのに、なんかだかかわいそうだなぁ。でも、いっぱい入っているし。ママがせっかく用意してくれたのをわたしが入れ替えるのも、ママがかわいそう。」
そう思いながら、水筒の蓋を開けてみました。
「あ~ごめん!」
水筒の中のストローが抜けていたのです!!!
これでは、どんなに吸っても出てきませんね。ママは、ちゃんと大好きな麦茶をたっぷり入れてくれていました。
「ごめんね、ごめんね、ごめんね~」
中のストローをしっかりと蓋にセットして孫に渡したら、とても嬉しそうにごくごく飲んでしました。
猛反省しました。
わたしはすっかり「中身は麦茶じゃなくて水なんだ」と思い込んでいました。
「ストロー外れてないかな?」と、なんでイメージできなかったのだろ……。
せめて「ホントに水かな?」と蓋を開けて確認すればよかった……。
想いを言葉にできない子どもたち。
どんな年齢でも同じです。
発達障害・グレーゾーンの子どもたちも言葉で想いを伝えるのは苦手な子が多いですね。
癇癪を起こしたり、ムッと我慢して黙ってしまったり。
想いを言葉にできないときの反応は、一人ひとり違います。
そばにいる大人がイメージを膨らませて、さらに行動することが大事だなぁと思います。