2025年11月19日
発達障害・グレーゾーンの子育てをしているママを支えることを大切にしています
発達障害やグレーゾーンの特性をもつお子さん、不登校のお子さんを育てているママから、よくこんな言葉を聞きます。
「どうしてうまくいかないんだろう…」
「他の子はできているのに、うちの子だけ？」
「相談したいけど、誰に話せばいいのか分からない」
実は、この「誰にも言えない気持ち」こそが、ママを一番つらくさせています。
そして、見えない不安を抱えているのは、ママだけではありません。
今日は、「発達障害・グレーゾーンの子育てをしているママをサポートすることが、なぜそんなに大切なのか」についてお話ししたいと思います。
1．ママは24時間の支援者。ひとりで背負い続けないでね
発達がゆっくりな子、こだわりの強い子、感覚に敏感な子。
毎日、ちょっとした工夫や観察ができると、いいですね。
いつもママは
「どう声をかけたらいいかな」
「これで合ってるのかな」
と考え続けています。
専門家が行う「支援」を、ママは休みなく続けているのです。
だから、ママ自身にもサポートと安心が必要なのは当然のこと。
2．ママの安心は、そのまま子ども「安全基」になる
子どもの発達に一番必要なのは、安心できる大人の存在です。それが一番の近くにいるママであれば、子どもの成長は大きく変わります。
ママが少し笑えるようになるだけで、
良いサイクルがぐるぐる回り始めます。
ママを支えることは、子どもを直接支えること。
これは支援の現場でも大切にされている考え方です。
3．「うちの子だけ？」という孤独を減らすことが、生きる力になる
グレーゾーンの子育ては、診断がない分、周囲に理解されづらい。
「気にしすぎじゃない？」
「そのくらい皆あるよ」
そんな言葉に、ママはますます自分を責めてしまいます。
でも、同じ経験をしている人と話すと、
「私だけじゃない」
「この子にはこの子のペースがあるんだ」
と少しずつ心が軽くなります。
孤独が減ると、子育てのエネルギーが戻ってきます。
4．早めのサポートは、子どもの力を大きく伸ばす
グレーゾーンの子どもは、ちょっとした工夫や関わり方の違いで、
ぐっと育ちやすくなります。
たとえば、
こうした小さな積み重ねが、学校生活や将来の自信につながります。
だからこそ、ママが早い段階で正しい知識と味方を持つことがとても大切なのです。
